キネシオテーピングの効果とは?本当に意味はあるのか?/くじら接骨院ブログ


スポーツ現場や接骨院でよく見かける
カラフルなテープ。
それが
キネシオテーピングです。
当院でもよく利用しておりますが
「本当に効くの?」
「貼るだけで何が変わるの?」
今日は、キネシオテーピングの効果を
科学的視点と臨床的視点の両方から解説します。
キネシオテーピングとは?
キネシオテーピングは、1970年代に
カイロプラクターの加瀬建造氏によって開発されたテーピング法です。
従来の固定目的のテープとは違い、
- 伸縮性がある
- 筋肉や皮膚の動きを妨げない
- 長時間貼っていられる
という特徴があります。
目的は「固定」ではなく
機能を助けることです。
キネシオテーピングの主な効果

① 筋肉のサポート
筋肉は疲労すると、
- 収縮しづらくなる
- うまく力が入らなくなる
- 痛みが出やすくなる
キネシオテープを貼ることで
皮膚を軽く持ち上げる作用が起こり、
✔ 筋肉の滑りが改善
✔ 過緊張の緩和
✔ 動きやすさの向上
が期待されます。
② 血流・リンパの循環サポート
テープが皮膚をわずかに引き上げることで、
皮膚の下のスペースが広がり
微細な循環改善が起こると考えられています。
これにより
- むくみ軽減
- 炎症後の回復促進
- 内出血の吸収サポート
などが期待されます。
③ 痛みの軽減(感覚入力の変化)
皮膚には多くの感覚受容器があります。
テープが触覚刺激を与えることで、
- 痛み信号の抑制(ゲートコントロール理論)
- 動作時の不安軽減
- 脳の運動制御の再学習
が起こると考えられています。
「貼ると安心する」というのも
実は重要な効果の一つです。
④ 姿勢・関節アライメントの補助
キネシオテープは
- 猫背
- 巻き肩
- 膝のブレ
- 足関節の不安定性
などにも使われます。
完全固定ではないため
「自分の筋肉で支える」感覚を残しながら
正しい動きへ誘導します。
科学的根拠はどうなのか?
研究では
✔ 痛み軽減に一定の効果あり
✔ 可動域改善に短期的効果あり
✔ パフォーマンス向上は限定的
という報告が多いです。
つまり、
魔法ではないが、使い方次第で有効
というのが現実的な評価です。
キネシオテーピングの誤解
❌ 貼れば治る
❌ どこに貼っても同じ
❌ 強く引っ張れば効く
これは間違いです。
貼り方・方向・テンション・目的によって
効果は大きく変わります。
接骨院での活用例
当院では、
- 急性の軽い捻挫
- 肩こり
- 腰痛
- 膝痛
- スポーツ前後のケア
などに使用しています。
特に
「動きながら治す」場面では
相性が良いです。
まとめ
キネシオテーピングは
✔ 筋肉のサポート
✔ 循環の補助
✔ 痛みの軽減
✔ 動作の誘導
を目的とした補助療法です。
主役はあくまで
あなたの身体の回復力。
テープはそのサポーターです。
